世界第5位の綿花生産国パキスタンの綿花生産・販売が共に減少

パキスタンは世界第5位の綿花生産国であり、同時に第3位の綿花消費国であり、世界最大の綿糸輸出国でもある。USDA 10月の最新データによると、2022/2023年度のパキスタンの綿花生産量は前年同期比10.9万トン増の141.5万トン、年間消費は15.3万トン減の217.7万トン、輸入は6.6万トン減の91.4万トン、期末在庫は7.8万トン増の46.8万トン、在庫消費比は4.76%増の21.5%になる。9月予想をほぼ維持した。

パキスタン綿花加工協会の最新データによると、9月30日現在、パキスタンの新年度子実綿の累計出荷量は皮綿を折って77.9万トンで、前年同期（45.5万トン）より71.1%増加し、近年の同時期で最も高かった。最近、パンジャブ省の綿株は虫害と過剰な降雨に悩まされ、新綿の質と量はいずれも一定程度の不利な影響を受け、一部の機関は2023/2024年度の綿花生産量を124-132万トンに引き下げた。

需要の面でも大きな圧力と挑戦に直面しており、生産量が小幅に増加した後、輸入が小幅に上昇し、外需が弱くなり、欧米の注文が明らかに減少し、前期に我が国から過去の注文が還流された後も後力が弱い現象が現れ、内需と外需に弱さが見られ、第4四半期の需要予想には依然として圧力が存在している。